2022/08/03 11:58

こんにちは。「まいにち日本酒しめのうち」店長の大室元(おおむろはじめ)です。

ネットショップのブログをはじめました。
こちらでは新商品のご案内や、人気商品の理由に迫る記事、ギフトの活用方法など「お酒にまつわるオトクな情報」を発信してまいります。お楽しみください。


さて、ページの「ABOUT」にも書いておりますが、最初なので店の自己紹介をしたいと思います。
当ネットショップは東京都府中市にあります酒販店「酒商しめのうち」が運営母体です。
私は代々続く酒を商いにしている家系の11代目に当たります。

家業である酒販業は天保14年(1843年)に始めたとされています。
もともとは農家で、収穫した米を使ってどぶろくを造り、天秤棒で担いで近くの集落に行商に行っていたのが商いの始まりだったようです。


酒屋の屋号は「しめのうち」といいます。
これは当社のお隣にあります、ご鎮座1900年の歴史ある武蔵総社「大國魂神社」に由来します。

江戸時代は徳川幕府により石高を与えられていた大國魂神社でしたが、明治時代になってから、明治政府はそういった対応をすべて打ち切ったそうです。困ったのは神社。

当時、大國魂神社の門前は甲州街道の宿場町として町が形成されていました。
そこで、神社の門前町を盛り上げようと当時の宮司さんに依頼され、当店は休憩処(現在でいう喫茶店的なもの)を開業しました。蕎麦やお酒を提供していたそうです。
そのとき、注連縄(しめなわ)の内側=神聖な場所=神社の境内、で商いをする店という意味で「注連之内(しめのうち)」という屋号を宮司さんにつけて頂きました。

その後、明治末には境内から出て旧甲州街道沿いに店を構えることになりました。
下の写真はその当時のものです。


現在は酒販業だけでなく、神社のとなりで「なおらいスタンド宮」という”お酒と府中野菜の美味しい立ち飲み屋”を開店し、地域内外の皆さんにご愛顧いただいております。


現店長である私の経歴としては大学卒業後、京都の酒造会社である月桂冠に13年勤務しました。主に営業畑でしたが、製造と営業をつなぐパイプ役の仕事を主に携わっていました。
写真は1年目社員研修のときのもの。


下の写真は兵庫県姫路市の本多商店さま(「龍力」醸造元)の酒造研修時のもの。


そして日本酒のソムリエと言える“日本酒きき酒師”“日本酒学講師””酒匠”といったものや、”ワインソムリエ””ビアアドバイザー””チーズコーディネイター”といった日本酒だけでなく、酒類全体を提案するための業界団体の認定資格を得、「お酒を人に伝える」ための研鑽を積み、酒類業界の経歴は20年を越えました。

酒造会社、酒販店と飲食業で培った経験・ノウハウや、全国各地の蔵元・酒類業界関係者とのネットワークをもとに、皆さんの「おさけ生活」がより豊かになるお手伝いをしてまいります。

(写真は日本青年会議所酒類部会の集まりで参拝した、醸造の神様が祀られている京都の松尾大社。酒類部会は日本全国の製造、卸、小売や醸造関連業が参加してともに活動している稀有な団体です。)

「身近なお酒の相談先」として、どうぞお気軽にご活用くださいませ。



店長noteにて店のプロフィールを書いています
https://note.com/shimenouchi/n/n0d69ea355e67


”お酒と府中野菜の美味しい立ち飲み屋” なおらいスタンド宮
https://naorai-stand-miya.jp/

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