月桂冠 伝匠 純米吟醸 1800ml
¥3,850
■味わいのコメント:
伝匠(でんしょう)とは月桂冠の酒造技術(匠の技)を次世代へ伝え、繋ぐ酒のこと。
口に含んだ時のまるみと力強さに加え、すっきりとキレの良い後味が特徴のフルーティな純米吟醸酒。ぬる燗(35度~40度程度)にすると味わいが膨らむ。あさりの酒蒸しやチーズ天と合わせても美味しい。
■容量:1800ml
■分類:純米吟醸酒(よく吟味して造られた)
■使用米:山田錦(酒米の王様)
■精米歩合:60%(半分近くお米を削った=雑味が少なくキレイ)
■アルコール度数:16度(普通)
■地域:京都府伏見
■生産者:月桂冠
■酒蔵の紹介:月桂冠株式会社
食生活の変化や酒類市場の多様化に合わせた高品質で多彩な商品を開発する、380年を超える歴史ある酒蔵。勝利と栄光のシンボル「月桂冠」の酒銘を冠する、業界をけん引する酒蔵のひとつ。
寛永14年(1637年)京都の南部、木津川上流の笠置(かさぎ)より、現在本社を構える伏見(ふしみ)に出てきて酒屋を開いたのが始まり。江戸時代の伏見は大坂、京、江戸を結ぶ交通の要衝としてたいへん栄えた町で、人口は3万人以上、江戸・大坂・京に次ぐ町として伝えられている。
伏見は質の高い伏流水が豊富な地。桃山丘陵をくぐった清冽な水が、水脈となって地下に深く息づき、山麓近くで湧き水となってあらわれる。日本を代表する酒どころとなったのも、この天然の良水に恵まれていたことが大きな要因。酒の需要も高まり、伏見で造酒株(酒造免許)を下付された酒造家は1657年の時点で83軒を数えるほどの一大集積地となる。
月桂冠は明治42年(1909年)には清酒メーカー初の酒造研究所を設立。その後「樽詰め」が市場の主流だった中で「壜詰め」を導入し、「防腐剤なしのびん詰清酒」を初めて開発。近年では平成20年(2008年)業界で初めての「糖質ゼロ清酒」の商品化。「品質第一」をモットーに、永年培ってきた高度な醸造技術と共に、歴史的風土を生かしながら、新たな日本酒文化の発信を続けている酒蔵です。
■近年の受賞歴:
・全国新酒鑑評会金賞受賞(出品した社内4蔵とも受賞。3年連続)1981年以来出品を続けており、月桂冠ではその間に延べ132蔵が金賞を受賞。
・国際的な日本酒コンテスト「第4回 インターナショナル・サケ・チャレンジ」にて伝匠月桂冠 純米吟醸酒「純米吟醸」部門の最高賞にあたる「トロフィー」(最優秀純米吟醸)を受賞